英語の教科書ではよく出てくる「どういたしまして」”You are welcome.” ですが、これしか知らないと、あなたが “Thank you.” と言った後に知らない表現で応答されたら、英会話初心者は戸惑ってしまいます。
さて、あなたはいくつくらい別の言い方を知っていますか?
まず “You are welcome.” ですが、発音するときは「ユーアー」って感じよりも ”You’re” と短縮にして “welcome” にストレス(強く言う部分)を置きましょう。
“You’re welcome.”
そして、学校教科書ではあまり出てこなかった「どういたしまして」の
Sure.
“Sure.” を「もちろん、いいよ」だけで覚えていると、”Thank you.” ”Sure.” って変に聞こえますが、アメリカドラマを観ていると頻繁に “Sure.” が聞こえてきます。
この “Sure.” は「もちろん、(自分がしたことは)当たり前だよ」的なニュアンスで「どういたしまして」の意味合いになります。“Sure thing.” と言う人もいます。
次は、オーストラリアに住んでいるときに頻繁に聞いた表現。
No worries.
worry は「心配事」という名詞なので、「心配しなくていいよ」の気持ちで「どういたしまして」
【その他】
- That’s OK.
- Anytime. 「いつでもどうぞ」って感じです。
- No problem.
- Don’t mention it. 「それに言及しないで。→言わなくていいよ」
- Not at all. 「全然(大丈夫よ)」という感じ。※何十年も前ですがイギリスでよく使う人がいました。
- It’s nothing. 「何でもないよ →どうってことないよ」
- My pleasure. 「私の喜び →喜んでやった」 It’s my pleasure. / It was my pleasure. の省略形です。 丁寧な感じがしますね。
- Never mind. 「気にしないで」何か手伝って “Thank you.” と言われた時などに。
- 自分も相手に「(こちらこそ)」ありがとう」と言い返したいときは “Thank you.” で you にストレスを置きます。※海外に住んでるとよく使いました。
その時の状況、気持ちによって使い分けてみてくださいね!
プレゼントなどをあげたときにThank you.と言われて応答するには?
“Thank you for the present.” 「プレゼントありがとう」と言われたら
“I hope you’ll like it.” 「気に入ってくれるといいんだけど」
もう相手がプレゼントを開けて
“I really like it.” 「すっごい好き~」と気に入ってくれたら
“I’m glad you liked it.” 「気に入ってくれてうれしい」
※他にもいろんな表現はありますが、まずは基本表現として使ってみてくださいね!
【おまけ】
You are welcome. の “Welcome”の語源について調べてみました(知りたい人は読んでね)
“You’re welcome.” というフレーズはどこから来たのでしょうか?
言語専門家によると、この広く使われている言葉は古英語の「wilcuma」から派生したもの。
この古代の言葉は「喜び」と「ゲスト」の二つの考えを結びつけました。基本的に、これはホストがゲストや訪問者に対する開放性と感謝を表現するために使われました。
1600年代初頭にシェイクスピアの有名な劇「オセロ」で「ありがとう」に応答して使われました。
htschoolより抜粋
“welcome” を辞書で調べると、動詞と名詞以外に「(形容詞)喜んで迎える、うれしい、be welcome to …自由に…して良い」があります。
“A welcome guest” は「歓迎される客」 ”Welcome party” 「歓迎会」もよく使いますね。
“You are welcome.” は相手に優しい言葉ですね♡
お読みいただいてありがとうございます(^^)/
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