英語のリスニング なぜ聞き取れないの? ②つながる音があるから(子音+母音)

お薦め英語学習法

今回の『英語 なぜ聞き取れないの?』は 『つながる音』に焦点を当てていきます。

これは深く説明するとものすごく長くなるので、あまり学術的にならないようにしますね。

ただ、絶対に知っておいて欲しい英語の音知識として2つあります。

『母音』と『子音』です。

『母音』舌・歯・くちびるなどを特別に使わないで発音される音。

日本語の母音

あ い う え お

書くときも発音する時も5つです。

英語の母音

a e i o u

ただし、これはスペルであって音は5つではありません。

『子音』声が口の中の歯・舌・くちびるなどにさえぎられて通過するときに発せられる音。

母音以外が子音です。

日本語の子音

子音+母音で発音するので、子音だけ発音することはないのでは?ローマ字で書いてみると分かりますね。

例)かめ kame

か・き・く・け・こ ka・ki・ku・ke・ko

ま・み・む・め・も ma・mi・mu・me・mo

※ k・m は子音で a・i・u・e・o は母音

英語の子音

母音以外が子音です。

英語は子音+母音とは限りません。

例)

cat c 子音 a 母音 t 子音

fish f 子音 i 母音 s 子音 h 子音

bottle b 子音 o 母音 t 子音 t 子音 l 子音 e 母音

日本語と違って子音が多いですね。

cat は日本語ふう発音「キャット」と言うと「ローマ字で kyatto」の の部分では完全に母音「オ」が入ってしまいます。

英語の子音だけの音を出すのが日本人にとって難しいかも知れません。

このことは①『正しく発音できない単語は聞こえない』の記事内容に関連します。

bottle は t が2つあっても1つしか発音せず、最後の e は発音しません。日本語だと「ボトル botoru」って子音+母音です。

母音と子音の違いは分かったかな?

そこで、英語での『つながる音』です。

  1. 子音で終わる単語 + 母音で始まる単語

Los Angeles は皆さん自然とつなげていませんか?

Los の s が子音

Angeles の A が母音

‘Losangeles’  のようにつなげて発音していますよね?

ロサンジェリス って感じ

≪練習≫ 単語をつなげて発音しよう。→の後は発音しやすく示しています。実際にはない単語です。

Hold on, please. → Hol don, please. ※ d が on にくっつく感じ

ちょっと待ってください。

Come in, please. → Comin, please. ※ come の e は発音しない

どうぞ、入って。

Can I open it? →  Canai openit? ※ can I は I を ai で示しています

開けていい?

Turn over the card. → Tur nover the card. ※ n が o がくっつく感じ

カードをひっくり返して。

早く言うのではなく、舌や口の動きで自然と音がつながるんだね。

もっとたくさん例はありますが、現代はYouTubeやアプリで英語のリスニングが簡単にできる時代です。

学校の教科書もQRコードを読み込んで音声が聞けますね。

いろいろ利用して発音・リスニング練習をしてみると良いですね!

今回は『子音で終わる単語 + 母音で始まる単語』のつながる音でした。

次回は『子音で終わる単語 + 子音で始まる単語』のつながる音を予定しています!

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