今回はネイティブスピーカーが使う表現 I’m all thumbs. の意味を考えてみましょう。
三択です。
- 私は太っている。
- 私は器用です。
- 私は不器用です。
まず、thumb という英単語は発音できますが?
th なので、歯と歯の間に舌を置いて息だけ出す、u は小さくア、m は口を閉じてムって感じ。
b は発音しません。
サムよりもタムに近く聞こえます。
thumb の意味は「親指」
I’m all thumbs. 直訳すると「私は全て親指です」
指が全部親指だったらどうですか?使いにくいですね。
だから答えは
3.私は不器用です。(手先が不器用)
例文)
I don’t think I can play the piano. I’m all thumbs.
私はピアノが弾けるとは思わないわ。不器用だもの。
You can’t become a carpenter. You are all thumbs.
君は大工にはなれないよ。不器用だからね。
※ 生まれつき「不器用な」という意味だけでなく、一時的に「(手が)ぎこちない、うまく使えない」の意味でもよく使います。

Could you tie this piece of string for me? I’m all thumbs today.
この紐を結んでくれる?今日は手元がおぼつかないわ。

I broke a glass again!
I’m all thumbs this morning.
またグラスを割ってしまった!
今朝は手元が狂う。
形容詞で「不器用な」を使いたい場合は clumsy です。
A clumsy waiter spilled wine all over my new skirt.
ぶきっちょなウェイターが私の新しいスカートにワインをこぼした。
You often drop your mobile phone. You are so clumsy.
あなたはよく携帯電話を落とすよね。すごい不器用だわ。
※clumsy は「ぎこちない、下手な、扱いにくい」などの意味もあります。
A girl made a clumsy bow.
女の子がぎこちないお辞儀をした。 *make a bow「お辞儀をする」
At the beginning of his presentation, his speech was a bit clumsy, but it gradually became smoother.
彼のプレゼンの最初の方ではスピーチがちょっとぎこちなかったが、次第にスムーズになった。

お読みいただいてありがとうございます。
応援お願いします↓励みになります(^^)/


記事数が増えてきたので、サイト内検索も使ってみてね!