フォニックス ②学校では教えてくれなかったかも。三人称単数のs 複数形のs 過去形で使う -ed の発音ルール

お薦め英語学習法

フォニックス①では英語の『有声音と無声音』について説明しました。まだ読んでいない方は①から読んで頂くと②が理解しやすいかと思います。

こちらから↓

フォニックス ①英語の有声音と無声音

結論から言います!

単語の最後の音が有声音 → 後ろにつける s や ed も有声音

単語の最後の音が無声音 → 後ろにつける s や ed も無声音

例で確認してみよう!

単語の最後の音が有声音の複数形

複数形の s は発音記号では [z] (ズに似た音)で有声音

bag – bags

bag の g の音は声を出して発音する有声音(喉に手を当てるとビリビリ震える)で

それに続く s も有声音となります。

apple – apples

computer – computers

smartphone – smartphones

camera – cameras

window – windows

単語の最後の音が無声音の複数形

book – books

book の k の発音は摩擦や破裂で発音する無声音(喉に手を当てるとビリビリ震えない)で

それに続く s も無声音となります。

shop – shops

cat – cats

neck – necks

例外もあるよ

【例外】

単語の最後の音が発音記号で[s] [z] [∫] [tʃ] [dʒ]の場合 es をつけて [iz] (ィズのような音)で有声音になります。

bus – buses

quiz – quizzes(zをもう1つ書いてes)

dish – dishes

peach – peaches

bridge – bridges

*seで終わるもので発音が[z]のものも nose – noses (ノゥズィズ)

*houseは houses[haʊ.zɪz](ハウズィズ)のように ses の部分が変化します

動詞の三単現のsや 過去形の ed も同じルールで発音するよ。

単語の最後の音が有声音の動詞

三単現の s は発音記号では [z] (ズに似た音)で有声音

過去形の -ed は発音記号では [d] (ドに似た音)で有声音

play – plays    

play – played

call – calls  

call – called

carry – carries

carry – carried

arrive – arrives

arrive – arrived

単語の最後の音が無声音の動詞

三単現の s は発音記号では [s] (スに似た音)で無声音

過去形の -ed は発音記号では [t] (トゥに似た音)で無声音

look – looks

look – looked

work – works

work – worked

hope – hopes

hope – hoped

【例外】

単語の最後の音が発音記号で[s] [z] [∫] [tʃ] [dʒ]の場合 三単現の s は es (eで終わる単語はsのみ)をつけて [iz] (ィズのような音)で有声音になります。

pass – passes

freeze – freezes

wash – washes

watch – watches

judge – judges

※過去形の ed に関してはこの法則は関係ありません。

例)

judge のように最後の音が [dʒ] 有声音なら judged の ed も有声音[dʒʌdʒd]

wash のように最後の音が [∫] 無声音なら washed の ed も無声音[wɒʃt]

音の関係、おもしろいね!

細かい発音は「学校では教えてくれなかった」と言う人が多いですね。

実際、私の生徒さんも間違えていた人がいます。

例としては  likes を ライクズ、liked を ライクド

正解は likes:[laɪks] liked: [laɪkt]

ke (k) は破裂音の仲間で無声音です。喉の奥で舌と口蓋で空気の流れをふさいだ後、舌全体を前に向かって押し、空気が口の外へ流れるようにします。

お読みいただいてありがとうございます。

少しでもお役に立てればうれしいです。

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