hurt「痛む」という動詞を使いましょう
hurt [hˈɚːt(米国英語), hˈəːt(英国英語)] (自動詞) (身体的、精神的に)痛む
辞書を見ると、上のように発音記号が記載されています。カタカナだと[ハート]ですが、発音記号の[əː]は、口を少し開けて「アー」と発音します。そのとき、舌を少し喉の内側に引くと暗い「アー」になります。
膝は knee [níː(米国英語), ni:(英国英語)] 両膝だと複数形で knees
k は発音しないんです。カタカナだと[ニィー]ですが、発音記号の[n]は舌を口の中の天井につけて、そのまま[i:]は唇を横に引いてにっこりする感じで発音します。
そして、「膝が痛む」と言っても英語では「誰の膝」かが必要になります。「私の膝」なので my knee ですね!両膝だと my knees [ニィーズ] この複数形の s は[z]の音。これは摩擦音のひとつ。舌先を上下前歯の裏に置いて歯の間からすーと息を漏らすようにして声を出します。摩擦しているので口に少し振動が起きていると正しい音です。
では英文にしましょう。1は片方の膝、2は両膝が痛む、です。
- My knee hurts.
2. My knees hurt.
さて、1では動詞 hurt にsがついていますね。これは中学校で『3人称・単数』が主語で『現在形』の場合は一般動詞にsを付けるとしつこく習った文法を思い出しましょう!
- 1人称 私、または自分を含む私達 I / we
- 2人称 相手(あなた)、あなた達 you(単数も複数も同じyou)
- 3人称 上記以外の人・もの・動物・事柄 he / she / it / they などの代名詞と全ての名詞
なので、My knee は『3人称』で『単数』ですね。そして動詞はここでは『現在形』なので、hurts となります。
上記の1,2が言えるようになったら、身体の部分を替えるだけで「~が痛む」と何通りでも言えるようになります。
Quiz
では、それぞれの身体の部分を英語にしてみましょう!解答は下の方にあります。
- 肩
- 腕
- 太もも
- 足の指
- 足の裏
- 足(足首より上)
- 足(靴下を履く部分)
- 首
- お腹
- 頭
いくつ分かりましたか?
解答 ※複数形はsをつけるものと変化するものを表記
- shoulder(s)
- arm(s)
- thigh(s) ※ [θάɪ] thは舌の先を上下の歯の間に挟み、息を漏らしながら舌を抜いて、その後[アイ]と発音。[サイ]と[タイ]の中間くらいの音に聞こえます。
- toe(s)
- sole(s)
- leg(s)
- foot / feet
- neck
- stomach
- head
英文にするときは痛む部分を( )に入れてください!1が単数形、2が複数形でしたね!
- My ( ) hurts.
2. My ( ) hurt.
お読みいただいてありがとうございます。