英語から長く遠ざかっていた大人が英単語を覚えるには何の助けが必要?

お薦め英語学習法

英単語の覚え方はいろいろあります。現在60代前後の人が学生の時は、単語帳や単語カードを自分で作ったのではないでしょうか?同じ方法を今使っても覚えられる人もいるでしょうが、「文字だけでは無理だ~」と言う人もいるでしょう。

そういう人にはイラストや写真が大きな助けになります。

比べてみてください。まず名詞から。

① シマウマ - zebra

② zebra

動詞の場合

① 眠る ー sleep

 猫が眠っている。 ー A cat is sleeping.

② sleep

 A cat is sleeping.

どうですか?

②のように写真があるとイメージとしても脳に残って覚えやすくないですか?

初めて英語を習う子供も英語を忘れちゃった大人も、年齢に関係なく楽な方法で英単語や表現を覚えましょう。

私が23歳で初めて英会話スクールの子供クラスを担当した時も、絵カード教材がたくさんありました。テキストブックもイラスト付きでした。それらをそのままシニアクラスでも使いたいくらいですが、子供と大人では日常に使う単語や話す内容が異なります。

小さい子供は母国語を覚えるときと同じように色、動物、野菜、果物などから英語を覚えます。

中学生になると学校生活の話題が多くなるので、スポーツ、修学旅行、イベント、教科、趣味、日本や外国の文化、習慣、などと関係のある単語を多く覚えます。

大人はどうでしょう?今までの経験では50代以上の方のクラスでよく出てくる話題は『家事』『健康関連』『家族の事』『友人と外食』『旅行』『年間行事』『時事ニュース』『エンタメなど。ふだん同世代の友達と話すようなことを英語でも話したいのです。

そこで今回ご紹介するのはイラストで覚える英単語の本2冊です。

1冊目は子供用ですが、わりと日常生活に密接している単語が多いので、英語から遠ざかっていた大人の方にもお薦めです。特に英単語を読めない方、カタカナでフリガナがついています!私は元々は英語をカタカナで表すことに反対でした。今もあまり好きな方法ではないですが、とても便利だと思っています。きちんと英語の音の出し方を練習しておけば、カタカナをヒントに英語の発音ができてきます。

例えば violin ヴァイオン と表記されていたら ヴ は v の音だから≪上の前歯を下唇に当てて声を出す。その時に下唇に振動を感じる≫と、vの音をしっかり練習しておけば日本語の「ば」発音はしないでしょう。そして  と太字になっているところを強く発音すると分かっていれば英語発音になります。(もちろん、その他の一つ一つの音も練習が必要です)

英語の音の練習は、私のクラスではフォニックスを使って練習します。フォニックスについてはまた別の機会に記事にしますね。

では、1冊目です。


『はじめて英語図鑑』より

お料理の時に使う動詞の表現や病気の症状の表現などもあって大人でも活用できます。実際に大人の生徒さんでこの図鑑が気に入った方は使っています。

2冊目は学生からシニアまで使えて、初心者はまず興味のある単語だけでも覚えていけます。中・上級者は文章でどのように使えるのか分かります。


『イラストだから覚えられる会話で必ず使う英単語』より

こちらは発音記号が表記されているので、ある程度英語を勉強してきた人は辞書のように使えますね。

今回はイラストを見ながら英単語を覚えられる書籍をご紹介しました。英語関連の書籍はたくさん売られています。ご自分が「いいな」と思ったものが使いやすいと思います。ただし、注意点!購入後は安心してしまって、部屋に置きっぱなしで使わない人のなんと多いことか。。。手に入れた参考書や問題集、図鑑はしっかり利用しましょう!

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