私は2008年から2011年まで夫の仕事の都合でオーストラリアのメルボルンに住んでいました。その前から日本では英語講師をしていましたが、海外に住んでも主婦は現地のオーストラリア人とは話す機会がほぼないので、近くの公民館みたいなところの英語レッスンに週1回通うことにしました。その時に知り合ったのがエリザベス先生。クラスメイトは国際色豊かで、インドネシア、台湾、インド、スウェーデン、フランス、ベトナム人などで、ほとんどが女性でした。ご主人の海外転勤で来ている人も多かったです。
エリザベス先生は自分で作品を作る芸術家でもあり、ヨガインストラクターでもある多才な先生。英語の授業も教室を出て、近くの市場、美術館、博物館、キノコ狩り、アボリジニ研究などの体験授業も取り入れていました。キノコ狩りの後は、公園で各生徒が自分の国のキノコ料理を作るという。。。今考えてみるとエリザベスの趣向がかなり入っている授業もありました。(後にエリザベスとは先生と生徒というより友人となって、彼女は大のキノコ好きと知ったので)
そんなフレンドリーでお茶目なエリザベスが3月に日本に来ました。日本は9年振りで2回目です。今回はエリザベスのオンラインレッスンでの生徒さんもいらっしゃるので、何か皆さんでできることはないかと思っていたら、生徒さんからお茶会のお話をいただきました。茶道と華道の先生をされている生徒さん、T子さんです。すごい!
そして、3月16日に都内の貸スペースでTea Ceremonyを行いました。生徒さんは14名参加してくださいました。本当は和室が良かったのでしょうが、なかなか貸スペースでは見つからなくてテーブルと椅子でのお茶会です。
皆さん、英語で緊張しているのかお茶の作法で緊張しているのか、初めはちょっと静かな雰囲気でしたが、エリザベスと私がお作法を間違えながらお茶をいただいた後から皆さん緊張もほぐれた様子。
お茶も和菓子もとっても美味しかったですね。
その後、エリザベスがお茶を点てる体験をさせていただいたり、けん玉や竹トンボ体験をしたり、楽しく交流をしました。
最後はT子さんが華道の方も見せてくださって、感動!
T子さん、皆さん、本当にありがとうございました!
今後もこんな形で国際交流を続けられるといいな、と思っています。