ニューヨークで「subway surfing / 地下鉄サーフィン」と呼ばれる危険な行為が流行しているそうです。これは、地下鉄の車両の上に乗ることを指します。すごく危ないですよね。
So dangerous!
最近では、若い男性や10代の少年たちの間でSNSなどでビデオを投稿することが多いため、一層流行しているのではないか、と言われています。
勿論、事故も増えているそうです。死亡事故は今年に入って５人。また、15歳の少年が車両に登ろうとして転落し、腕を切断するという悲惨な事故もありました。それなのに、’subway surfing’ する人はNY州などによると今年1～6月に450件超が確認されたということです。
州および市当局は、若いニューヨーカーたちを地下鉄サーフィンから遠ざけることを目的とした新しい公共キャンペーン「Subway Surfing Kills – Ride Inside, Stay Alive」を発表しました。その一環として、高架線の駅に警官を配置し、電車の外側に乗っていることが確認された若者たちの自宅を訪問することもあるそうです。動画の削除も求めているそうです。
Despite recent warnings from police, subway surfing has skyrocketed over the recent years. The MTA has documented over 450 instances of subway surfing from January and June in 2023. So far this year 88 arrests so far up from 30 last year — an 193% spike. Additionally, there have been five deaths due to suspected subway surfing. This number is a huge jump compared to five total deaths between 2018 and 2022.
NBCNEWYORK
（和訳）
警察からの最近の警告にも関わらず、地下鉄サーフィンは近年急増しています。MTA（the Metropolitan Transportation Authority）は、2023年1月から6月までに450件以上の地下鉄サーフィンを記録しています。今年はこれまでに88件の検挙があり、昨年の30件から193％増加しています。さらに、地下鉄サーフィンが原因とされる死亡が5件ありました。この数字は、2018年から2022年までの5件の死亡と比較して大幅な増加です。
先日、トム・クルーズの ‘Mission Impossible – Dead Reckoning Part One’ を映画館で観て来ました。アクション映画ではよくあるシーン、動いている電車の上での格闘がこの映画でもありました。映画では格好いいかも知れませんが、実際にやっちゃあいけませんね。
Ride inside, stay alive.
